友達マッチングアプリ「TimeLeft」体験談

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「TimeLeft」はフランス発のマッチングサービスで、コンセプトは「毎週水曜日に、知らない人5人と一緒にディナーに行く」というものです。私はこれまでに4回参加してみたので、その体験をまとめてみたいと思います。

(ちなみに、最近は金曜日も開催されるようになりました。参加者が増えたからでしょうか?)

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参加のきっかけ

普段、仕事と家の往復ばかりの生活で、新しい出会いを増やしたいと思っていました。でも忙しくて、一般的なマッチングアプリのようにスマホでやり取りをする時間もあまりありません。そんな時、たまたまこのアプリの広告が流れてきたんです。

「知らない5人とディナー!?」

「めっちょ効率的じゃん!!!」と思ったものの、「でも楽しめるのかな…?」と2~3週間くらい迷ってたら、ついに課金してみました。

アプリ料金

これは台湾版の料金です。

1回の参加費は330台湾ドル(約1500日本円)です。

ディナーの飲食代は別で、アプリはレストランを予約してくれるだけ。参加者が来なかったり、遅刻したりすることもあります。

1回の料金は高く感じるかもしれませんが、1ヶ月プランだと418台湾ドル(約2000円)でコスパが良いので、私はそちらを契約してみました。

事前の情報

前日の夜7時ごろに、参加者の「職業ジャンル」が知らされます。

でも具体的な職種ではなく、「Technology」などのざっくりしたカテゴリーだけです。性別や年齢などの情報は一切わかりません。

当日の朝8時ごろに、レストランの情報が届きます。

参加時に、希望するレストランの価格帯を1〜3星で選ぶことができます。私の感覚では、1星が500台湾ドル、2星が700~800台湾ドル、3星は1000台湾ドルを超えるお店です。

アフターパーティー

夜8時には、その日の「アフターパーティー」の場所がアプリで発表されます。

基本的にバーで開催され、その地域の参加者が集まれるようになっています。もちろん自由参加です。

私は桃園在住でいつも早めに帰ってしまうので、まだ参加したことはありませんが、何度か参加している人からは「前に会った人とまた再会したり、その人の友達と仲良くなれたりすることもある」と聞きました。

1回目:なんと”執事”がいた!

初めての参加はとてもワクワクしました。どんな人が来るのか全く想像できず、ちょっと緊張もしていました。

レストランはGoogleマップで4.5星のピザ屋さん。男女3人ずつの6人グループでした

エンジニアは不人気!?

私がついたとき、まだ1人しか来ていなかったので、その女性と少しお話をしました。

彼女はNPOで働いている方で、以前は違う仕事をしていたそうですが、ヨーロッパを2ヶ月ほど旅して貯金を使い果たし、帰国後にNPOで働き始めたそうです。普段は子どもたちを支援していて、まるで天使のような人でした。

その方は今回が3回目の参加で、「前はエンジニアが4人もいて、ずっと仕事の話ばかりで話についていけなくて大変だった」と教えてくれました。

エンジニア

「やばっ!エンジニア嫌われている!!」と焦りながら、「え〜それは嫌だね」と微笑んで返しました。

自己紹介タイム

その後、5人が揃い、自己紹介が始まりました。

まずはボードゲームを作っているBくん。何でも自慢しているように話していて、「この人とは友達になれないかも」と思ってしまいました。

次に登場したのが、なんと“執事”をしているSさん。雇い主と一緒に住み、シェフや家政婦を管理し、家族の海外旅行にも同行する仕事をしているそうです。ストレスが溜まっていたのか、とにかくたくさん話していて、私にとってはとても新鮮で面白かったのですが、隣のBくんはスマホを触り始めてしまいました!

たしかに、話す量は多かったかもしれませんが、面白かったから私は全然OKだと思いました。でも、楽しめない人にはちょっときつかったのかもしれません。

合コン

そして8時を過ぎた頃、ようやく6人目が到着。クリニック勤務のお医者さんIくんでした。お腹が空いていたようで、ほとんど話さずに食べるばかり。しかもみんなに相談せずピザを勝手に追加注文し、一人で食べて、最後にはテイクアウトまでして帰りました。しかも食費はシェア…お医者さんなのにケチかも?

食事会の続き…

みんなでインスタを交換しました。

普段聞けないような話が聞けて、楽しかったです。

女性陣はみんなとても清潔感があり、肌もきれいで、髪型も整っていて、服装もきちんとしていましたが、男性陣は…全体的にちょっと残念な感じでした(笑)。

2回目:英語テーブルに配属!

このアプリでは「中国語」「英語」の言語を選べるのですが、私はどちらもOKにしていたら、2回目は本当に英語テーブルに配属されました!

レストランはGoogleマップで4.4星のパスタ屋さんでした。

この日は男性3人、女性3人の6人グループで、台湾人4人、フランス人1人、パラグアイ人1人というグローバルなメンバーでした。

TimeLeft

座席でちょっと迷う…

着くと、すでにフランス人のFくんと台湾人女性のCさんが、長方形の6人席で斜め向かいに座っていました。

「えっ?!真ん中に誰も座らないの?!」と一瞬戸惑いましたが、両方の話を聞けるように真ん中に座りました。

<あとから思うと、Cさんはもしかして外国人が苦手だったかもしれません。ほとんど喋らなかったし、だからこそFくんと一番離れている席にしたのかも…。>

フランス人が場をリード!

英語テーブルなので、台湾人が多くても基本は英語で話します。Fくんはそれをわかっているのか、とても積極的に質問を投げかけて場を盛り上げてくれました。

でもやっぱり、母語じゃないとテンション上がらないですね…。

外国人

イケメン台湾人のSくんは、英語を練習したくて参加したそうです。頑張ってる感じはありましたが、スノーボードもやっているイケメンだし、魅力的な人ですが…もう少~~し英語を練習してから来てほしかったかも(笑)。

CさんはSくんよりもっと静かでした。同じく英語の練習目的できたそうですが、どんな質問にも短く答えるだけ。これだと話が続かないんですよ〜!

間違えてもいいから、もう少し積極的に話してくれたら嬉しいんですが…特にCさんは、ほとんど喋らなかった印象です。厳しいことを言っちゃいますが、自己紹介くらいは事前に準備できるのに、それでも上手く話せなかったというのは、ただ努力不足じゃないんでしょうか?

話題に困る時間が増える…

私はフランス人に会えたのが嬉しくて、フランスやケベックの話をしたかったんですが、少しでも深い話になると他の人がついていけなくなります。

同じく英語が得意な台湾人のTくんがFくんとテニスの話をしていた時、私もわかりませんでした(笑)。

合コン

Fくんはエンジニアオタクっぽくて、ReactやCursorなどの話を始めて、私は理解できましたが、他の人には難しいですよ!それでもFくんは一生懸命説明しようとしていて……「いやいや、中国語でも難しいよ、それを英語で!?」と思いながらも、ニコニコしながら聞いていました。

パラグアイ人のPさん、1時間遅刻

とっても美しい女性でした。仕事で疲れていたのか、パスタは頼まずお茶だけでした。

自己紹介をして、少し話したあと、だんだん疲れてしまったのか、あまり情熱的ではなくなってしまいました。

食事会の続き…

結局、誰も話さない時間がけっこう多かったです。Fくんと話せたのは楽しかったけど、全体的には「ちょっと微妙だったかな…」という印象です。

もともと英語の練習目的で参加したわけではなかったのですが、結果的には良い勉強になったと思います。

食事会が終わったあと、みんなそのまま解散。私はFくんと一緒に駅まで歩きました。

「今日のTimeLeft、ちょっと短くない?」とFくんが言っていました。やっぱりFくんもあまり楽しめなかったのかもしれません。前回は私が先に帰っても、みんなは9時過ぎまで盛り上がっていたのに、今回は9時で解散…まあ、そんな日もありますね。

3回目:一番楽しかった回

なんと今回はインド料理!しかもGoogleマップで星5つのお店でした!

男性4人、女性3人の7人グループで、全員がTimeLeftの経験者。

TimeLeft

盛り上げ役が多かった!

その場にいると賑やかになる、スターのような人がたまにいますよね。この回では、なんとそういう人が7人中4人もいました!

話がいつまでも続きそうで、とても共感できて、「私も何か言いたい!」と思っても、タイミングがつかめなくて、思わず手を挙げちゃいました(笑)。

イケメン

自己紹介のテーマは「今、一番シェアしたいこと」

ある人の提案で、自己紹介の内容を「仕事のこと」ではなく、「今、一番シェアしたいこと」にしました。

個性的な人、海外に興味がある人、留学経験のある人など、どの話もすごく面白くて、「へぇ〜!」と何度も思いました。ちょうどイギリスに留学していた人が2人いて、イギリス文化について話してくれて、とても新鮮で勉強にもなりました。

共通点を発見!

その中の1人が「スノーボードが好きで、台湾ではできないからスケートボードを始めた」と話していて、「え!?私と同じことしてる人がいるの!?!?」と驚きました。

私もスノボーが恋しくてスケボーをやっていた時期がありました。でもどうしても上達しなくて、途中で諦めたんですけどね。

その話の流れで、「実はニセコでバイトしてたんです」と話したら、「えええー!?うらやましい!!!」と大反響!毎日、綺麗な羊蹄山を見ながらスノーボードしていた、あの人生最高のシーズンを理解してくれる人がいて、本当に嬉しかったです。

スノーボード

それ以外に、日本、イギリス、韓国、ヨーロッパ、ベトナム……いろんな国の話題が出て、「うわ〜、本当に気が合う人たちだ!」と感激しました。

またエンジニア不人気話…

女性のCさんが「TimeLeftで、エンジニアが多すぎるとキャンセルする人もいるらしいよ」と教えてくれました。

エンジニア……ついに「公害」扱いされてます(笑)。

台湾はTechenologyの島で、エンジニアだらけです!台北でもそうだったら新竹はなおさら大変そう!全員がエンジニアの確率が高そうです。

食事会の続き…

最後にみんなでLINEグループを作りました。

LINEメッセージ

今は誰もメッセージを送っていませんが、それでもとても楽しく、心に残る夜になりました。

4回目:一番つまらなかった回

この回はタイ料理のお店でした!TimeLeftが選んでくれるレストランは、これまで外れが一度もなく、今回もとても美味しかったです。レストランのチョイスに関しては、本当に優秀だと思います。

参加者は男性4人、女性2人の6人グループでした。

この回では、MBTI(性格診断)の話になり、「TimeLeftってE(外向型)とI(内向型)を半分ずつにしてる説がある」と話題に。実際に聞いてみたら、ちょうど3人がE、3人がIでした。

(ちなみに私はEです!)

TimeLeft

いちばん退屈だったTimeLeft…

ちょっと失礼かもしれませんが、この回は正直あまり面白くなかったです。3回目が楽しすぎたせいかもしれません。

インテリアデザイナーのAさんは可愛くて話しやすい印象でした。でも、男性陣はあまり印象に残りませんでした。

モテる人

Aさんは20代で起業して、それからずっと仕事が忙しく、あまり遊ぶ時間がなかったそうです。「TimeLeftでいろんな人と出会いたい」と話していましたが、彼氏がいるとのことで、やっぱりこのアプリは恋愛目的ではなく、友達作りがメインなんだなと思いました。

話が合わない

テレビ局で企画の仕事をしているKくんは、ずっと喋っていました。日本旅行の話もしていて、私も興味があるはずなのに、なぜか話が合わなくて…他の人たちは楽しそうに聞いていたので、たぶん私だけが合わなかったのかもしれません。

レストランで働いているBくんは、日本に旅行に行きたい気持ちはあるようでしたが、貯金していないみたいで行けなさそうでした。

そして、同じエンジニアのEくんが、誰にも聞かれていないのに突然「俺、交通大学(偏差値高め)出身なんだ」と学歴をアピールしてきました(?)。

おしゃれなおじさん

ちょっとひどい言い方かもしれないけど、この年(30代)でま~~だ学歴をアピールする人は、たぶん他にアピールするところがないんじゃないかと思ってしまいます。

食事会の続き…

一応、今回もLINEグループを作りました。

私は先に帰ったのですが、そのあとみんなでアフターパーティーに行ったようです。やっぱりつまらないと感じていたのは私だけかもしれません。

あとでAさんとEくんから「またTimeLeft参加しようよ」と誘われたのには、ちょっと驚きました(笑)。

感想

誰とも再会していないので、知り合いには「時間の無駄じゃない?」と言われたこともありましたが、私はとてもいい経験だったと思います。

初対面の人と「みんなで楽しめるように工夫すること」、相手を観察して話し方を調整したり、話題を振るタイミングを考えたりするのが、前よりうまくなった気がします。

普段聞けない話をたくさん聞くことができて、私の狭い世界が確実に広がりました。しかも、どのレストランも美味しかった!

そして、「どんな話題に興味があるのか」「どんな人と気が合うのか」など、自分自身のことをもっと深く知ることができました。

テス
テス

また来月か再来月、参加してみようと思う~

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