[台湾人の茨城旅] あんこう鍋食べようと思っただけで友人の隠れてた性格を発見

バス停 日本旅行

友達が「あんこう鍋美味しそうだ」って言ってきたから、「じゃあ行こうか?」って他の友達にも声をかけてみたら、なんと5人も集まって一緒に日本旅行することになりました!

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茨城空港

桃園空港から茨城空港まで、週2回(木曜と日曜)直行便があります。

友達が大量の茶葉蛋を買っちゃったから、みんなの分を空港まで持ってきた

これまで2回利用したことがあるけど、いつも到着してすぐ東京方面に向かっていて、茨城でちゃんと観光したことがまだありません。

到着ロビーを出たら、ウェルカムボードを持っているスタッフさんを見かけました。わざわざ台湾が使う繁体字で書いてくれていて、ほっこりしました。

今回、外国人割引を使ってレンタカーで茨城を巡る予定です!

さっそくあんこう鍋

「山翠」というお店は、タイガーエアのガイドブックに載っているあんこう鍋の老舗です。Googleマップの口コミをチェックすると、外国人の客にも慣れているようで、1ヶ月前にネットで予約しました。

あんこうあんこうあんこう

名前を聞き取ってもらえなかった…

入ってすぐ「予約したふぁんです」と言ったんですが、発音が下手だったのか、もしかして「ふぁん」じゃなくて「こう」って言った方が良かったのかな?とにかく普通に席には案内されました。

その後、予約したもの以外に別の料理も頼みたくて店員さんに聞いてみたら、「あ、予約されてますか?」と改めて聞かれて、確認後にまた別の個室に案内されました。

そこにはすでにコース料理が並べてありました。

つまり、私の日本語が全然伝わってなかったみたいです(笑)。

日本語の壁

あんこう鍋を食べるために日本へ来たものの、食材の日本語が苦手で、来る前にメニューに出てくる単語を調べることもしなかった私。案の定、スタッフさんの説明がほとんど理解できませんでした。

未だに何食べたか…分からないw

コース料理だったので、最初にサラダのようなおかずが出てきて、「あんこうのOOです。XXをつけて召し上がれ。」と言われましたが、そのOOとXXが何か全くわからない!友達に「今何て言った?これ何?」と聞かれても、答えることができませんでした…。

あんこうのたくさん部位が入ってる鍋だ

こういった状況はコースの最初から最後まで続いて、「日本語ができる」と期待されてたんですが、上手く通訳できなくてがっかりした顔をされちゃいました。

ツッコミ攻撃

今回の日本旅行メンバーはいつもの4人+1人。初めて海外旅行を一緒にするSさんです。Sさんとは国内旅行では特に問題がなかったのに、日本旅行中には「日本語下手だね」と頻繁にツッコミを入れてきました。

納豆天ぷら初チャレンジ!

彼女はただ冗談のつもりだったのかもしれませんが、笑いながら言われるたびに私は少し傷ついていました。幸いなことに、他の3人とはいつも通り仲良く過ごせました。

まるでツッコミをやめてって言うかのように、他の友達がSさんに「日本語できなくても、日本旅行10回以上行ってるんだよ!」と言ってくれました。

ひつまぶし事件

ひつまぶしは中国語で「鰻魚三吃(うなぎの三食べ)」という意味で、とても分かりやすい表現です。でも、日本語の「ひつまぶし」には「三」という漢字が含まれていないので、覚えにくくて最初スタッフさんが説明してくれたときも全然分かりませんでした。

途中で「鰻魚三吃」のことだと気づきましたが、よく日本旅行している友達が代わりにみんなに食べ方を説明してくれました。その時またSさんから、「なんでテスは分からないの?」とツッコミが…。

心の中で「黙れーー、もう説明してもらったんだから、誰が説明したかなんてどうでもいいでしょ!不満ならGoogleで調べてよ!」とイラッとしましたが、もちろん口には出しませんでした。私は怒っても言えない派ですから…。

こうして、日本旅行の初日はSさんのツッコミに振り回されつつも、他の友達に助けられながらなんとか過ごしました。でも、1日目がこれなら、この先どうなるんだろうと少し不安な気持ちにもなりました。

大洗水族館

日本で好きなところと聞かれたら、水族館は私の中で絶対上位に入ります。キレイな水槽に可愛い魚たち、さらに知識も増えるので本当に楽しい場所です。デートでも友達とでも、1人で行っても楽しめるのが魅力です。

今回は、大洗水族館に行ってきました。日本国内でも有名な水族館らしく、エイが笑っているように見えてとても可愛かったです!

イルカショー

水族館といえば定番のイルカショー。行くとやっぱり見たくなりますが、パフォーマンスをするイルカたち、本当に楽しんでいるのかな?と考えてしまいます。イルカはとても賢い動物なので、人間のためにボールを打ったりジャンプしたりすることをどう思っているんだろう?と少し複雑な気持ちになりました。

「もし、宇宙人が地球を制覇して、人間が部屋に囲まれて宇宙人のためにパフォーマンスをやらされたら楽しいわけないよな…」なんて思いながらイルカショーを見ていました。

那珂湊おさかな市場ですし

お昼ごはんは近くにある那珂湊おさかな市場で回転すしを食べました。

私は生の魚が苦手で、茶碗蒸しや焼き魚なら食べられるのですが、このお店はお魚が新鮮すぎて生ものばかり。焼いてくれるメニューがなくて少し残念でした。

友達は海鮮が台湾よりも大きくて安いと大喜びで美味しそうに食べていましたが、私はそのあとコンビニでチキンを食べました(笑)。でもみんなが喜んでくれてなによりです。

Sさんの「質問攻め」2日目も続く

2日目もSさんの日本語に関する質問攻めが続きました。分からないことがあるとすぐ私に聞いてくるのですが、答えられたときは褒めてくれるわけでもなく、答えられないと「あ~知らないんだ」とがっかりした顔をされました。

みんなでコンビニで爆買いした~

お寿司のメニューでも「これ、なんの魚?」と聞かれたのですが、そもそも私は生の魚を食べないし、食材の日本語が苦手なので、ほとんど答えられませんでした。

結局、Sさんは自分で調べたりして、英語に似た発音の日本語なら正解していました。Sさんは英語が上手なので、「私の英語で通じるんだ!」と嬉しそうに言っていましたが、その様子を見て私は少し複雑な気持ちになりました。

大洗にある民宿

今回の4日3泊旅行では、大洗にある少し古い民宿に泊まりました。

宿にはベッドが7つもあり、畳の部屋、リビングルーム、キッチン、お風呂、洗面台、洗濯機など、必要なものが全て揃っていました。本当に日本人の家に住んでいるような感覚でした。

もともとは外で和牛を食べる予定でしたが、せっかくキッチン付きの宿なので、みんなで料理しよう!ということになって、買い出しに行って鍋を作ることにしました。日本のスーパーでは、国産の和牛が普通に買えて、しかも台湾よりずっと安いので、とても楽しかったです。

みんなで準備して食べた鍋は最高でした!

鍋支度中

台湾、日本、カナダと住んだことがありますが、個人的には快適さで言えば日本が1位だと思います。

部屋にはエアコンがあって、冷房と暖房の両方が使えます。バスタブは自動でお湯をためられて、呼び出しもできます。部屋のライトはリモコンで操作できます。お風呂のシャワーは水が強く出ます。どれも大したことではないですが、小さな工夫が積み重なって、とても快適な環境になっています。

どうでもいい話ばかりだけど楽しかった

台湾人の友達と一緒に、日本の家で鍋を囲んだりテレビを見たりしていると、まるでみんなでこの家に住んでいるような気分になりました。どうでもいい話を延々としていても、それが楽しかったりします。さらに、みんながデュオリンゴをやっていたので、リビングで静かに一緒に勉強しているだけでも、同じ空間にいる安心感があって、とても幸せな時間でした。

筑波山ハイキング

東京に来たとき、電車の中で筑波山のCMを何度も見かけて、「行ってみたいな」と思っていました。11月中旬なので紅葉が見れるかも!と期待して来たのですが、まだ暖かくて紅葉は見れませんでした。

でも、女体山と男体山の山頂に行けて、ハイキング好きの私としてはとても満足でした!

さらに、日本で今まで一番美味しい団子にも出会いました!

寒い場所で食べる暖かい団子って最高ですね

人間観察

女体山の山頂は混雑していて、私も少し待つ時間がありました。その間、前に並んでいた若い日本人グループの会話が自然と耳に入ってきました。

6人くらいの男女グループで、初対面かどうかは分からないけど、まだあまり親しくない感じがしました。ちょっと合コンっぽい雰囲気でしたね。

短いスカート履いてるね~

女性たちはハイキングに全然向いていない服装と靴で、男性たちはワイワイしていて少しチャラい感じの人たちでした。山頂に着いた頃にはもう暗くなっていて、それでも夜景が綺麗な危ない岩場でグループ写真を撮りたがっていて、ちょっと大変そうだったのでつい観察してしまいました。

まさかのハプニング

グループ写真を撮った後、女性の1人が先に下りてきたのですが、暗い中で足を滑らせてしまって、水たまりにハマって靴がびしょ濡れになっていました。

「わーーー寒そう!どうするんだろう!?」と内心思いながら、男性たちがどう対応するのか興味津々で見ていました。

すると、1人の男性が「大丈夫?タオル持ってくればよかったのに!」と一言だけ…。隣にいた女性も「大丈夫…じゃないよね?」としか言えない様子で、なんとも心配になりました。

山麓まではまだまだ遠くてしかも真っ暗。そして前日の雨のせいで道が滑りやすい状況…。その後どうなったのか、とても気になりますが、知ることができません。

ハイキング後のラーメン

もし私が男性だったら、あの時どうすればよかったのだろう?何て言えば良かったんだろう?と考えてみましたが、なかなか良い答えが思い付きませんでした。

鹿島神宮

日本旅行の最終日は午後のフライトだったので、午前中に少し時間があって、鹿島神宮に行きました。ここは日本でも有名なパワースポットですね!

境内はとても広くて静かで落ち着ける場所でした。

映画「すずめの戸締まり」に出てきた「要石」も見ました。この映画が好きなので、また観たくなりました。

その後、「パワーコーヒー」も飲みました。そして、次はおみくじに挑戦です!

結果は…「半吉」でした。

「半吉?何それ?良いの?良くないの?」と思いながら内容を読んでみると、あまり気に入らないことがたくさん書かれていました。

待ち人…来ない」って、ひどくないですか?

「旅立ち…男なら行ってもよい」って、女性ですけど!

さらに、もし出産するなら絶対に女の子がほしいと思っているのに、「男子」と書いてありました…。

こんなおみくじは持ち帰りたくなかったので、初めて神社の木に結んできました。どうか、これで幸運が訪れますように。

聞こえないなら、いくら日本語が上手でもわからない話

最終日、Sさんが私に質問をする頻度が明らかに減りました。どうせ私に聞いても、ほとんどわからないと思ったのかもしれませんね。その日は、神社での参拝、祭りの由来、家紋の話ぐらいしか聞かれませんでした。

一つ印象に残った出来事があります。それは、駐車場を探していたときのことです。

駐車場の前に、役員さんらしき日本人のおじさんが立っていました。車が近づくと、おじさんが何か話しかけてきたようでしたが、遠くてよく聞こえませんでした。

すると、Sさんが「そのおじさん、何か喋ってる!入ってもいいのかな?聞いてきて!」と私に言いました。

でも私は窓側に座っていなかったし、遠くて聞こえなかったし、仮に聞こえても100%理解できるわけではありません。それに、そのとき少しイラッとしてしまって、正直聞こうとも思いませんでした。

すると、助手席に座っていた友人が「聞こえないなら、いくら日本語が上手でもわからないよ」とSさんに言ってくれました。

その瞬間、本当に心からその友人に感謝しました!

レンタカー

今回は外国人割引を利用して、レンタカーの料金、駐車代、ガソリン代をすべて含めて4日間でなんと3万円ほどでした!5人で分担すると1人6000円です!

4日間お世話になりました!

交通費が高いと言われる日本で、6000円で電車を待たなくていいし、駅を探さなくてもいいので、快適なドライブ旅が楽しめるなんて最高ですね。

サービスが良すぎるガソリンスタンド

レンタカーを返す前にガソリンを入れてきました。無人のガソリンスタンドは使い方がわからなくて心配でしたが、店員さんがいるスタンドだったので安心しました!

日本のガソリンスタンドのスタッフは、チップをあげたいくらい丁寧です。給油のあとお辞儀をしてくれるし、スタンドを出るときは「どっちに行きますか?」と聞いて、車を安全に誘導してくれました。

天井から吊り下げられた給油ノズルを不思議そうに見てる友人

台湾のガソリンスタンドのスタッフはもっと適当な感じがします。バイトの若い人が多くて、給油中に他のスタッフと話していたり、お客さんである私に一言も声をかけずにおしゃべりばかりしている人も会ったことがあります。

友達の正体

「友達の正体」というタイトルは少し失礼だと思いますが、Sさんと日本旅行に行ったときのことを振り返って、すごく反省しています。

国内旅行では何回も一緒に行って、普通に楽しかったのに、なんで日本旅行ではあんなふうになったのか…。でも、きっとSさんが急に変わったわけじゃなくて、元からそういう性格だったけど私が気づいていなかっただけなんだと思います。

Sさんと仲良くなったきっかけを考えると、たぶん二人とも「暇だった」からかな?
本当は「暇」っていうほどではないけど(笑)、二人とも独身で、会社も近かったから誘いやすかったんです。それでいつの間にか一緒に出かけることが増えていました。

一緒にいて「楽しい」というより、「嫌じゃない」って感じの関係だったかもしれません。

友達って、別に「楽しい」でも「嫌じゃない」でも、どっちでも良いと思いませんか?

一緒に出かける人がいることは悪くないし、「この人のこと好きなのかな?」って深く考えたことはなかったです。人間関係を慎重に選んでいこうと思っているのに、どうしてそばにいる人が他の人を肯定しない性格だと気づかなかったのか…そこをちゃんと反省しています

Sさんは立派な仕事をしていて、本当に優秀で尊敬しています。でも、今の私は少し距離が必要かなと思っています。Sさんに変わってほしいとは思いません。誰だって自分らしくいるのが一番だし、相手のために無理に変わる必要はないです。ただ、私がSさんの言葉や行動を振り回されないように、少し距離を置こうと思っています。

またいつか、前のように頻繁に一緒に出かけるようになるかもしれません。今は少し落ち着いて、自分の気持ちを整理しようと思っています。

テス
テス

色々あったけど日本旅行楽しかった!次、新潟かもしれない~

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