あくまで私の感覚ですが、台北の街を歩いていると、欧州系の高級車がよく走っているのを見かけます。日本は平均的な収入こそ台湾より高いですが、東京でそれほど輸入車が多いとは感じませんでした。
この違いがちょっと不思議で、台湾の車事情について調査してみました!もしかして「台湾では欧州車が日本より安いのかな?」なんて思っていた私ですが、まさか結果が真逆だとは知らなくて、びっくりしました。
<データは少し間違っているかもしれませんが、ご了承ください>
台湾は欧州車の輸入率が高い
やっぱり気のせいではありませんでした!こちらは台湾と日本の新車販売比率の比較です。

日本ではほとんどが国産車で、欧州系の車はわずか5.5%に過ぎません。一方で、台湾は半分が日本メーカーの車(現地生産も含む)ですが、20%が欧州車になっています。
欧州車が大好きな台湾人
これは私の友人の話です。
結婚して1年が経ち、マイホームを買おうと思っていたときに、妊娠がわかりました。まさにそのタイミングで、旦那さんがベンツを買ったんです。もちろん旦那さんには買えるだけの収入がありますが、子育ての費用や住宅ローンを抱えるこれからの時期に、そこまで余裕があるのかな…と、外野の私は少し心配してしまいました。

(友達のことは心配していましたが、今は無事に子供が生まれて、ベンツも大切に乗っているようです。家の購入は後回しにしたみたいですが、とても幸せそうなのでよかったです。)
こうした様子を見ていて思ったんです。台湾人男性にとって、良い車のイメージはやっぱり欧州車なんだなと。多少無理をしてでも買ってしまう人がいるようです。
ベンツの価格を比べてみた

驚いたことに、台湾での価格は日本の約1.5倍です!アメリカや韓国よりも高い。平均収入は台湾がこれらの国の中で一番低いのに、この価格設定なんです。
輸入車は税金が高い
なぜ台湾で輸入車がこんなに高いのかというと、その理由は台湾の「重税構造」にあります。
関税(17.5%)、貨物税(25-30%)、営業税(5%)、贅沢税(10%)という4つの税金が、どんどん積み重なっていくのです。
例えば、元値が1000万円の車の場合:
1) 1000万円 +(1000 × 0.175)= 1175万円
2) 1175万円をベースにして, 2000cc以上の車だと貨物税30%がかかります。 1175 +(1175 × 0.3)= 1527.5万円
3) 1527.5万円をベースにして、営業税5%をかけると1604万円になります。
4) ここまでの合計額が300万台湾ドル(約1500万円)を超えた車には、さらに贅沢税(10%)もプラスされます。
最後の総額は1764万円にもなります!
これほど高い税金を取る理由の一つは政府の収入ですが、もう一つの大きな理由は「国産車を守るため」と言われています。
しかし、先ほどのデータでも「その他(台湾ブランド)」はわずか12%でした。「あまり人気のない国産メーカーを守るために、こんなに高い税金を払わされるのは納得がいかない」という不満の声も少なくありません。
輸入車というのは、現地生産以外の車のことです。台湾ではトヨタの一部のモデルを台湾で生産しているので、それらは「輸入車」とはありません。ですが、最近はタイなどの東南アジアから輸入されるトヨタ車もどんどん増えてきています。
日本の輸入車関税は、なんと0%
なぜ日本で輸入車が台湾ほど高くないのか。それは、日本では1978年から「自動車輸入関税」はゼロになっています!
日本の国産車はすでに世界中で有名で、日本の道に合ったデザインや、しっかりしたアフターサービスがあります。たとえヨーロッパの車と同じくらいの値段だったとしても、多くの日本人は日本車を選びます。
日本で輸入車に乗る人は、「ステータス」というよりも「趣味」で乗っているイメージが強そうですね。
2026年「対米対等関税」
最近のニュースによると、台湾とアメリカの交渉で、アメリカ製自動車の関税が今の17.5%から「0%」になるかもしれないです。
貨物税などの他の税金はそのままのようですが、それでも全体で1割(10%)くらいは安くなる可能性があるみたいです。
テスラなどのアメリカ車が安くなって、他のメーカーも値下げしてくれたら、私たち消費者にとってはすごく嬉しいニュースですよね!私に関係ないですが(笑)

車のことを調べれば調べるほど、中国製車の低価格化で世界市場に大きく影響してることに驚いた!それもなかなか深刻だね。

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