この記事は台湾の野良犬、野良猫の話です。
ぜひ最後まで読んでください。

2021年台湾全国の犬猫匹数は15歳以下の人口数に超えました。
つまり子供育ちより多くの人がペットを飼うことにしました。
(ちなみに日本はすでに2013年超えたらしいです)
そして犬や猫を飼おうとするとまずどこで入手するでしょうか。
ペットの入手方法
日本
ちょっと古いですが2017年の調査結果について
犬をペットショップでの購入は60~65%、
猫は10~15%です。
今ならもっと低くなっているでしょうか。


台湾

2018年の調査結果について一番多くの入手経路は譲渡の32%です。
次はペットショップでの購入23%です。
これはとても良い結果だと思います。
2017年から殺処分ゼロ
実は台湾も2013年の前に譲渡率まだまだ低くてペットショップで購入すること多かったです。
2013年上映した映画「十二夜」のおかげで一般の人も譲渡の意識が高まって
そのきっかけで2015年改正された動物愛護法において
2017年2月から殺処分ゼロになりました。
映画の十二夜

十二夜(Twelve Nights)は「台灣之心愛護動物協會」と「台灣動物保護協進會」が製作して、
あの時人気の小説家「九把刀」は監督した映画です。
改正する前の動物愛護法によりますと
所有者が不明、保護所に12日過ぎて里親が見つからない犬、猫は殺処分になることです。
ということで映画の名前を「12夜」にしたらしいです。
当時、映画の「十二夜」が大騒ぎになって
そのあとペットショップで購入するより、
もっとの人が里親になることを検討し始めて
譲渡率が上がって動物愛護法を改正することができました。

ただし、野良犬と野良猫の問題は殺処分で済むことではなかったです。
源頭から去勢手術を受けさせないと増える一方で
保護所のスペースも足りなくなっていきます。
2020年上映した「十二夜2:回到第零天」は去勢手術の大事さを田舎の村人に知られたいため
適切な教育を提供するストーリーです。

里親になりたいならどうすればいい?
台湾でペットを飼おうとする方、ぜひ保護所の可愛い子たちを考えてください。
里親になる流れ
①.犬猫保護所(收容所)にいく
家の近くにある保護所を探しましょう。
キーワード例えば「動物之家」、「動物收容所」をGoogleに検索してみて一番近い保護所に行ってみましょう。
②.可愛い子を決めましょう
保護所で気に入ったわんちゃんねこちゃんと遊んでみて好きな子を選びましょう。
③.手続き、里親になる条件

台湾の条件は日本より全然ゆるいです。
20歳の成人なら誰でも里親になれます。
譲渡費用は保護所によって300~500元(1~2000円)の程度です。
④.動物病院につれて検査
マイクロチップ登録、ワクチン接種などいろいろ3000元(~1万円)ぐらいかかりそうです。
ゆるすぎる条件
個人的な考えですが台湾の譲渡条件がゆるすぎて
深く考えてない人が適当な気持ちで里親になって、
1ヶ月も経ってなくてまた引き取ったワンちゃん猫ちゃんを保護所に連れて返したことがよく聞きます。
そういうことを考えるととても条件が厳しい日本もなんとなく受け入れることができます。
ぜひ里親になってたら一生手放さないでください。

ペットショップで購入することは人による様々な理由がある、
購入することを批判したい訳でもない、
日本と台湾の状況、文化などいろいろ違うけど
もうちょっと買う前に保護犬、猫のこと考えると嬉しいです。
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