お金の不安から生まれたお金の価値観についての話し

雑談

私と同じ悩みを持っている人がいるかもしれないので、書いてみました。

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節約しがちな病

私、とても節約する人です。

節約しすぎて、一時期病気じゃないかなぁって思っていました。学生時代からそうだったけど、学生ってみんなお金ないから、あんまり気にしていませんでした。

でも社会人になって、周りの人が学生時代と違って、仕事していて、好きなものにたくさんお金を使っていて、それを見て…「学生時代と同じように、節約している自分がちょっと変かも」って思っていました。

例えば、買い物する時、まず値段を一番最初にチェックします。レストランで注文する時、食べたいものより安いものを頼んでしまう、ホテルも安いのを選んでしまう、外食しすぎると、お金を使いすぎると罪悪感を感じてしまいます。

一番ひどい時、週末殆ど遊んでいかなくて、家でテレビ見たりして、自炊で一週間の食事代を2500円ぐらいに控えていました。でもあの時、別にしんどいとは思わなくて、逆に節約ができて嬉しかったです。

幼少期

うちは特に富裕ではなく、貧乏でもない、普通の家だと思いますが、父はとても節約している人です。

父が生まれた時代はまだまだ台湾が大変で、靴さえなくて、お肉も祝日しか食べれない時代だから、お金がないのが怖くて、節約するのが理解できます。

自分が多分父の影響で、節約は良いことだと思っていました。節約できると父が喜んでくれるから、お年玉を使わなくて、「OOオモチャがほしい」みたいなことを言わなくて、さらに「OOオモチャがほしい?」て聞かれる時も「大丈夫だ」って言ってしまう子でした。どうしても欲しいものじゃなかったら、父にお金を使わせたくない子でした。

あの時、学校で牛乳が売っていました。牛乳ってあの時の私には贅沢品だから(多分あの時の台湾、牛乳は贅沢品だった)、飲みたいけど言えませんでした。クラスに毎日飲んでいる子に羨ましかったです。

今でもまだはっきり覚えていて、多分あの時の私はものすごく飲みたかったでしょうか(笑)。

中学時代

うちはお小遣いがないでした。欲しい物があれば親に言って買ってもらいます。

あの時、学校に「福利社」というお菓子と飲み物を売っている所がありました。授業の10分の休憩時間、みんながお菓子を買ってくるんですが、私はお金ないから羨ましかったです。お小遣いが欲しいなら、言えば良いのに、でも「我慢した自分、節約した自分偉い!」って思っていました。

我慢しなさいって言われていないのに、我慢してしまう変な子でした。

更にあの時、お金に困っている子にランチの補助金があって、申請してみました。ランチ代が節約できて、親が喜んでいました!「良いことした!褒められた!」って私も嬉しかったです。

親の小さいな行動でも、子供に大きいな影響を与えますね。子供っていつでも親が喜んでくれてほしいですね。

高校時代

高校から塾を通っているので、毎週夕飯の食事代を父に貰わないといけませんでした。あの時、父がよく「またお金か?」のように嬉しくなさそうな顔をしていました。「貰ったばっかじゃない?」「もう使い切った?」って良く言われていました。

多分悪い意味がないですが、多分ただの愚痴かもしれませんが、私には辛かったです。私が節約すれば、お金を貰う回数も減るから、父が喜んでくれるかなって思っていました。

そして高校の時、彼氏がいました。彼氏は私が節約していることを知っていて、一緒にご飯行く時に、私いつも安いものを頼んでしまうから、彼は私が食べたいものを推測して頼んで、分けてくれて一緒に食べました。ドリンクを飲みたくても我慢して頼まないですが、それも気付いて、彼はいつも私が好きそうなドリンクを頼んで、「一緒に飲もう」って言ってくれました。偶に遠慮して「今日大丈夫だ!」と言っても、「テスが飲みたいかなと思って頼んだから飲んでいいよ」って言ってくれました。

今思えば、あの節約する方法は良くないと思いますが、人に迷惑かけるし、欲しいなら自分で買う方が良いし、我慢するなら最後まで我慢する方が良いですよね。

あの時の優しい彼氏に感謝します。私の食べたいけど我慢してしまうという気持ちを気付いてくれてありがとうございました。

大学~社会人時代

反抗期かもしれませんが、大学に入ってから良くお金のことで父と喧嘩していました。父にお金を貰う時の嫌そうな顔が嫌いだから、学校の図書館でバイトし始めました。

でも授業があるし、勉強もするし、友達と遊びたいし、部活も参加したいから、バイトできる時間があんまりなくて、父の援助はまだ必要でした。「もっと稼げるなら父に頭を下げなくてものに…」と思って、多分あの時期から「お金がない人は可哀想だ、絶対なりたくない!」って価値観になっているでしょうか。

幸いに、大学院に入って、先輩の紹介で(返さなくて良い)奨学金を貰えて、完全に父の援助から解放しました

そして社会人になって、給料があるから、学生時代より全然お金の余裕が持っているけれど、節約してしまう癖がまさか悪化しました。口座の数字が増えると安心できて、お金を使うと罪悪感を感じてしまう状況が、日本に行く前に続いていました。

罪悪感から解放したい

日本にワーホリすることで、自分が大きく変わりました。そしてお金を使うと感じてしまう罪悪感から解放したいと思います。

我慢したい時、節約したい時、「だめ!欲しいもの買え!!」って自分に聞かせています。こうやっていくと、少しずつ効果が出てきました。生活の質が上がって、試してみたいことに、例えば新しい趣味を作るために、お金を使ったりして、前より楽しくなってきました。

「これがお金の価値なんだ」って思って、今は節約まだしているけど、前より良いバランスを取っていると思います。

誰が悪かった?

父のせいだと思っていました。父が子供の前に「お金がないお金がない」って言わなかったら、私今のようにならないかもしれません。

でもあの頃、うちはお金の余裕がないことは事実だし、父は父で家族の為に頑張ってきたし、そう思うと、父は悪くないと思いました。

誰が悪かったでしょうか?私が今の私になって誰の責任なのでしょうか?ってずっと思っていて、尊敬な先輩に相談を乗ってもらいました。

「テスのお父さん、ちょっとやりすぎたかもしれないけど、あなたを浪費しない立派な人に育ってきて良いじゃない?今のテスも十分良いんだよ。あなたのそういう節約する性格だったら、きっとこれからの人生もお金に困ることにならないでしょ、良いじゃない~」って先輩が言いました。その言葉に救われました。

今まで苦労してきたけど、これからの人生はまだまだ長いから、今から自分を変えていっても遅くないですね。今まで私のために苦労してきた親に感謝しないといけませんよね。

テス
テス

誰も悪くなかったんだね。今の私も十分良いだね。

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