標高3492m、百岳と呼ぶ3000m級の高山「大霸尖山」を登りました。
見た目が別の百岳と違って、デカイ岩のような特殊な景色で、山が好きな方に人生で一度登りたい山です。
こんな「大霸尖山」は「世紀奇峰」と呼ばれ、台湾元の500元札に乗っています。
3泊3日の山登り
「大霸峰群」と呼ばれ、「大霸尖山」、「小霸尖山」、「加利山」、「伊澤山」4つの百岳を一回で手に入れるので、相当コスパが高いです。
残念ですが「小霸尖山」登頂する最後に岩を登ることがあって、高くて怖くてやめました。
そして「加利山」と「伊澤山」は仲間が体調が悪いので一緒にやめました(笑)。
結局「大霸尖山」1つしか登れませんでした。
アクセス
昔、大鹿林道は車が通行できますが、台風で整備してないところがいくつもあって、今のところ登山口まで自転車と徒歩しかできません。
大鹿林道東線の大霸尖山服務站から始まる
バスがなくて、駐車スペースも少ないので、貸し切りタクシーにしました。
新竹高鉄駅から、2時間くらいだったです。結構近いです。
標高差
一番辛いのが登山口から99山荘までの4kmです。
ただの4kmでなんと900mも登りますよ!
ちなみに、玉山の排雲山莊までは8.5kmで800m登ります。
ここクリアできれば、99山荘に荷物を置いて、次の日「大霸尖山」を登るの大丈夫ような気がします。
1日目:大鹿林道19km+4km九九山荘まで
0日目、觀霧に車で1時間程のゲストハウスに泊まりました。
朝6時半に起点の「大霸尖山服務站」に着いて、山登りが始まりました。
来る前に、大鹿林道19kmもあって、8kgの荷物を背負うの無事に行けるかどうか心配していましたが、思ったより楽でした!
仲間と喋ったり、休憩したりして6時間で19kmを歩きました。
大鹿林道が緩くてよかったです!!
一旦休憩して、これからが本番です!!
疲れすぎてあんまり写真が撮れなくて…
死ぬほどキツかったです…(泣)。
99山荘に着いた時、本当に泣きそうになりました。
人が多くて中々賑やかでしたね。
ご飯が美味しくて、甘いスープとしょっぱいスープ両方がありました。
山荘がボロく見えますが、結構広くて居心地が良いと思います。
ササッと次の日の荷物を整理して、夜6時半ごろに寝ました。
2日目:大霸尖山登頂、往復13km
重いものを山荘に置いて、2日目は2~3kgだけで登りました。
朝の3時半から99山荘に出発、6時頃に名前が分からない草原に着いて、綺麗な雲海を観れました。
7時に「中霸坪」に到着!
ここから見た「大霸尖山」が凄かったです。
全員めちゃめちゃ興奮していました!!
8時に「大霸尖山霸基」につきました!!!!
すっっごく天気が良くてありがたいです。
昔、大霸尖山の一番上に登れるんですが、今は危険で禁止になりました。
(禁止じゃなくても私はむりだけどw)
写真いっぱい撮ってから仲間の二人が「小霸尖山」に進んで、私ともう1人の女の子が下りて山荘に帰りました。
帰り道、登ってきたたくさんの人から「もう帰る?まだまだ早いでしょ?やめるのもったいない!まだ天気がいいのに」てめちゃ言われました…(笑)。
もう疲れたもん~って「大霸尖山」が見れるだけで満足です!
3日目:下り23km
早めに帰りたいので、3日目も3時半頃に出発しました。
(多くの人が5時くらい出発だそうだ)
下りは膝に悪いですね…。
3日目ですし、もうみんなが疲れすぎて、写真撮る気分ではなかったです。
途中から仲間の一人が足が凄く痛そうで、泣くところでした…。
色々があって、10時間くらい歩いて、13時に「大霸尖山服務站」に戻りました!!!
着いた瞬間、仲間が泣き出しました(笑)。
大変お疲れ様でした~!
総費用
①、貸し切りタクシー、0日目の宿泊代:1934元。
②、九九山莊の宿泊代(200x2日):400元。
③、朝ごはん、夜ご飯、レンタル寝袋(1000x2日):2000元。
総費用4334元、日本円~2万円です。
ちなみに、ネットで見つけた「大霸尖山」登山ツアーは大体1万元くらいですよ!
自分で行くのが5000元だけで済みました。
九九山荘申請
標高2699mなので99山荘と呼びました。
今だと入山申請要りませんが入園申請は必要です。
まず九九山荘を申請して、成功したら入園申請のメールが来るようです。
99山荘は抽選ではなくて、早い物勝ちです。
出発5日~2ヶ月前に申請ができます。
2019年のお知らせですが今でも有効だと思います、外国人の方は4ヶ月前に入園申請ができます。
そして平日(日曜日~木曜日)だと毎日24名ベッド確保しておきますので抽選しなくていいです。
高山協作(ご飯とレンタル寝袋)は今2つのチームがやっています。
どちらもFacebookとLineで連絡します。
(私たち布農登山隊選んだけど原力も良さそうだね)
山登りいつもしんどかったけど写真を見返すとまた行きたくなるんだ
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